上京当時の思いを大切にする

上京したばかりの地方出身者が思うことは、何と言っても交通機関のアクセスの良さでしょう。
電車一本逃してもすぐに次の電車が来ることは、上京したばかりの頃は驚いたはずです。
ついには、時刻表も全く気にしない生活になります。

スマホの乗り換えアプリは必須です。
電車の乗り換えに多種多様な経路があるため、どれを選択したら良いか悩んだことでしょう。
しかし、これも月日の経過と共に気にしないようになります。

憧れのブランドショップがすぐ見つかり、上京直後は毎日目移りしていたいかもしれません。
地方にはない、雑誌やネットのみでしか見ることができないブランドのショップを身近に感じ、商品もすぐ手に入る錯覚に陥ります。

芸能人にすぐ遭遇できると思っていた人も多いでしょう。
しかし東京は歩くと人混みに埋もれ、芸能人を見かけることはそう多くありません。
取材のテレビクルーを見かけると、実は近くに居るのではと思うこともあります。

東京に対する憧れや珍しさが続くのは大体半年ほどで、その内にそんな想いは消え、東京での風景も日常と化します。

しかし、東京での日常生活が当たり前になった時こそ、その当時の憧れや想い、決意を思い出すことは大事です。
仕事が行き詰まり、モチベーションを上げなければと悩むこともしばしばあります。
そんな時は、当時を思い起こすと良いでしょう。
それらを思い出して明日への活力にし、東京生活を改めて良いと実感することで、これからの東京ライフを満喫できるようになります。