東京生活でありがちなギャップ

東京に憧れて上京して働き始めた人にとって、驚くことが2つあります。

1つは、人の多さです。
上京前には想像もできなかったほどの息苦しさを覚えながら、長時間の通勤に耐えて行かなくてはなりません。

2つ目は家賃の高さです。
アパートの家賃が高いと頭では分かっていても、上京するまで実感があまりないかもしれません。
しかし、実際に毎月家賃が引き落とされ続けるのを見て、改めてその高さに驚愕することが多いです。

それでも仕事が楽しければまだ我慢できますが、仕事で嫌なことがあった際には、つい泣きたい気持ちで故郷に帰りたくなってしまうかもしれません。
しかし、上京したのは自分の希望であることを忘れてはいけません。
そのため、東京の良いところに目を向けることが大事です。

例えば、東京の電車は確かに混んでいますが、人の流れは非常にスムーズです。
人が多い分皆が無意識に協力し合い、できるだけ快適に過ごせるようにしています。

また、家賃以外の生活費は、案外安く済みます。
食費や衣服費も、贅沢をしたいのならば高級品であふれていますが、節約すると決めたら安いものを手に入れることは可能です。
商品はピンからキリまで揃っているのが東京の特色です。
家賃の高さが負担であれば、寝る時のみアパートに帰ると割り切り、もっと狭く家賃の安い部屋に引っ越すこともできるはずです。
親しい友人がいればルームシェアをしても良いでしょう。

このように、上京生活は、何かを切り詰める覚悟があれば何とかなる場合が多いです。
もちろん、上記のような事態に予め対処できるよう、上京前の入念な下調べを行っておくことも大事です。